さて、今日は補習1時間目。
教官は4時間目の時のB教官。 今日は初めて、もう一人男性の生徒がいた。 教官について走り出す。 私だけ遅れてしまう(涙)。 最初はどうしても調子が出ない。アクセルもブレーキもなんだかギクシャクする。 そのうち慣れるのだけど・・。 グルグル周った後は、8の字。 ここは出来るもんね、と思ったら・・・。 8の字の上半分(右にカーブ)に行った途端、脱輪。転倒。 あああ~~~~そんなバカなあ~~(涙)。 「はいはい、すぐ起こしましょう~。がんばって~。」 起こしてすぐ再度挑戦。今度はアワアワと脱輪、コース離脱。 「そうそう、アカンと思ったら突っ切ってね~。大事なのは速度を落とさない事。」 くやしー!どうして出来たことが出来なくなってるのっ!! 2台ともバイクを止めて、教官のお話。 「8の字もそうですが、体を倒そうとしちゃダメですよ。速度がないときに体を 無理に倒すと、復帰が難しくなります。 大事なのは、行きたい場所にまず頭を向ける。思い切り向けてください。 その上で、体をひねる。言い方が難しいですけど、肩も行きたい場所に向けるように してください。 でも上半身だけ向けても意味ないですよ。余計不安定になります。 大事なのは?そう、やはりニーグリップ。足でしっかりはさんで、体をひねる。 バイクにあっち行くんだ、と伝えるわけです。 そうすると、腕だけ、上半身だけで無理やりハンドルを切ろうとするより、ずっと軽く 楽に向けられるようになります。 その点気にしてもらって、もう一度クランク、S字、8の字行きましょう。」 私も8の字では体を倒そうとして挙動がおかしくなってると思うので、その点もう一度。 ひねる、というのに意識をすると、おお、ホントだ。バイクが軽くまわっていく。 昨日パイロン接触しまくりだったクランクが、今日は一度だけ接触しただけで後何回 入っても接触しなかった。 B教官はそのままパイロンスラロームに入り、次、恐怖の一本橋。 一緒に教習を受けていた男性は、スラロームが苦手のようで、それを重点的に 練習していた。 私はその横の一本橋だ。 「なんだよ、ただの一本橋じゃないか。こんなの怖くないやい。」 そう思うようにして、思い切って行ってみたが、最初は早々に脱輪。 次は、セカンドのまま止まらず行ってみたら、最後まで行けた! 嬉しいのだけど、一本橋は一旦停止。ローギアで発進しなくては。 何度やっても上り始めたらすぐ落ちてしまう。キー!! B教官がやってきた。 「eo-chan、上り始める部分を意識しすぎです。余計にフラフラするからあまり意識 しないで。 でもこんな数センチの段差ですけど、上りは上りですから、少しアクセルを回さないと 減速してしまうから、余計に不安定になってます。 後輪が上がったと思ったらアクセルは戻して。あとはね~てきと~です。」 B教官は私を後ろに乗せて一本橋をゆっくり上がった。 「eo-chan見てるとボクもこんなことあったな~~って思いますよ。 でもね、ほんと、意識しすぎない方が良いんです。てきと~に少しずつハンドルを 調整して、上がった後は真っ直ぐ出口付近を見ながらてきと~に行ってください。」 はい、やってみましょー、と幸いにも放置してくれた。 心ゆくまでチャレンジさせてもらいますっ! 停止線に止めてローギア。 半クラッチで少しずつ前進。怖くないったら怖くないっ。 ドン、とバイクが上がる。 よしっ、下見ちゃダメ。出口を見るっ。 そして歌うっ。「鳩ぽっぽ」を! ♪ぽっぽっぽ~~鳩ぽっぽ~~ ま~めがほしいかそらやるぞ~~ みんなでなかよく食べにこい~~~~~♪ ゆっくり全部歌うとだいたい15秒。 普通自動二輪は7秒以上で通過なので、この歌を半分以上歌ったらオッケー。 これはネットで調べたのだけど、この歌は非常に有効だった。 あんなに苦手な一本橋だけど、私は一旦上がったらゆっくり走ることは出来るというのが 分かったのだ。 ジリジリとハンドルを左右に振るのも大丈夫。 途中で落ちることもあったけど、「いける」と思ったときは、最後まで歌うことが出来た。 その上、この鳩ぽっぽ、クランクやS字にも使える。 歌うことで意識が少し変わるのか、リラックスして周れるようになってきた。 パーフェクトじゃないけど、一本橋は何度も成功した。 今日も一つ克服したぞ。 でも実は私は後最低でも2回、追加補習を受けないといけないことが分かっている。 なぜか。 それはスクーターに乗らなくてはいけないからだ。 スクーターなんて乗らないよ、と思っても、教習に入ってるので仕方ない。 教習が終わり、B教官が私ともう一人の男性に 「次はお二人はスクーターです。大きいけど、400のバイクと大きさは一緒ですから。 特性が少し違うのを理解してもらって、次はコースを走ってもらいますから、 順番を覚えてきてください。」 うへぇ・・・。 「eo-chan、ボクはたぶんあなたを見るの、これで2回目だと思うんですけど、 前も言ったと思いますが、あなたは平衡感覚は決して劣ってません。 むしろ筋がいいとやっぱり思います。 (ノートをチラリと見て)まあ、今まで紆余曲折あったと思いますが、 今しんどくてもここでがんばっておくと2段階で絶対楽になりますから。 公道出ても上手になりますから、がんばってください。」 と言われた。 あ・・・補習追加でメゲてると思われた。 違うのよ。B教官。 「いえ。私、原チャも乗ったことないんですから、時間かかるの当然だと思ってるんです。」 「それは非常によい考え方です。その分を取り戻すと思ってください。」 課題が出来なくて凹むことはあるのだけど、他の人に比べて進みが遅いということで 凹んだりはしない。 だって当然だもの。 自転車すら乗らない。原チャも乗ったことない人間が、そんな簡単に2段階に行って すんなり免許もらおうなんて思ってませんよ。 そりゃあ、一回4000円の追加はイタイですよ。 なるべく追加せずに卒業できたらとは思ってますよ。 でもいい加減に何とかかんとか卒検通って免許もらっても、公道で事故起こしたら 最悪ですもん。 私みたいなヘッポコには、厳しくチェックしてもらった方が助かるんです。 だから追加補習は想定内なのです。 中古買ってちゃんと練習もするけど、やっぱり乗るバイクはどうあれ、上手になりたい。 最終的にはリッターバイクに乗りたいけど、乗るからにはスマートに乗りたい。 これは最初から思っていた希望だから。 「なんだあれ」って言われないような走りをしたい。 自分が車に乗ってても、横ギリギリをふらつきながらすり抜けたり、センター側から 突然出てきて追い抜いたり、「バカヤロー!死にたいのかっ!」と怒鳴るような 運転のバイクは多い。そんな運転だけはしたくないのだ。 スクールに通うようになって、今まで視野に入ってこなかったバイクがよく目に つくようになった。 だらしない格好で運転してる人も多い。 そんなのも嫌だ。 バイクはリスクが高いと思う。 私のように原チャも乗ったことない人間で、この年からイチから始めようと思ってる人間は特に。 その上、あえて自分から危険を招き入れるようなマネだけは最低限したくないと思っている。 今日もGパン脱いだら左足に大きな青アザ。 たぶん、8の字で脱輪転倒したときにぶつけたんだろうなあ。全然記憶にないよ。 でもいいんだ。一本橋できたから(次回も出来るとは限らないけど)。
by eo-chan
| 2007-11-02 19:11
| 普通自動二輪免許
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