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22時間目 第二段階見極め

今日はいよいよ第二段階の見極め。

バイクを押してコースに出ると私一人・・・・。

久々の貸し切りかぁ・・・(呆然)。

やってきたのは、優しい物腰のF教官。

「はい、じゃ、ウォーミングアップから行きましょうか。ついてきてくださいね。」

乗車から「正しい乗車」をしないと注意される。

1、後ろ確認
2、バイクを起こしてサイドスタンドをはらう
3、乗車
4、右足はブレーキ踏む
5、ミラー確認
6、エンジン始動
7、ニュートラルを1速にチェンジ
8、左右確認、発進

私はつい、4、右足はブレーキを抜かしてしまうのだな・・・。






いつものように教官について外周を走る。

途中でコースに入り、今までのウォーミングアップとは違う順番でランダムに
課題に入って行く。
S字、クランク、パイロン、8の字、一本橋。

2速のまま一本橋に入る。
と、いきなり落ちる。

「うはーーーー・・」とガックリした顔をしたのを見たのか、何度もF教官は
スラロームから一本橋を行く。

落ちたのはその一回だけだった。

次は今回初めて入る、両側に高いポールを立てた狭いコース。
「狭路」というやつなのかな・・。
一本だけ、ポールにミラーが当たってしまったけど、2箇所無事通過。
次はこれまた行った事のないコンクリート製の「波状路」。

コース内の波状路は、今まで一度も成功したことないし、後ろにひっくり返ったのも
この悪夢の波状路だった。

怖い・・・顔がひきつる。

私が硬直しているのを知ってか知らずか、そのまま教官はボコボコボコボコ・・と
乗り越えて行く。

あーーもう着いて行くっきゃない。
真っ直ぐに真っ直ぐにと意識してボコボコボコボコ・・と越えた。
やったーー。無事通過。

時々後ろの私を見ながら、今までとは全く違う順番で次々とコースを走って行く。
逆からのクランク、S字、8の字。なんとか必死で着いて行った。

検定の発着点で停車。

「はい、eo-chan、ではコースを走ってみましょう。」

きき・・・・きたーーーーーー!(汗)

今日は卒検じゃないってのに、もうギクシャク。
右ウインカー・・あっ、左がついちゃった・・おお!信号赤だよ!キキッ!!

スラロームもぎくしゃく。
一本橋、今日は勢いつけて行く!と決めていたので、回転上げ気味で半クラ発進。
ドン!と勢いよくバイクが橋に乗る。そのまま落ちるもんかーー!と渡り切った。
6秒。足りない・・。(自動二輪は7秒以上)

一周回って戻ってきた。

「eo-chan、急制動もう少し40キロ維持しましょう。あとはいいですよ。うん。」

「でもギクシャクだし、一本橋もタイムが足りません~~。」

「あ~~いいのいいの。通過すること考えましょう。
バイクはね、2つの動作を一度にします。1つは操作、もう1つはバランス。
車はコケないけど、バイクはコケますからね。ボ~~ッとは出来ません。
常に2つのことを考えてないといけないので、どうしても半分になっちゃいます。
だから、今多少ぎこちなくても大丈夫。不安でしょうけど、バイクってそんなもんです。
気にしないで行きましょう。
今日はeo-chan貸し切りですから、時間もあります。どんどん行きましょう。」

ギクシャクするのは理由が分かっている。
緊張のあまり考えすぎて目線が近い。ニーグリップが甘い。

次はもっとスムーズに走る、と思いつつ、発進。

少し速度を上げようとしたので、クランク早すぎ。パイロンを蹴飛ばしてしまった(汗)。
一本橋はまたしても6秒台。落ちないけど、早い。

一周して戻る。

見極めなのは分かっていたけど、これも検定では減点対象になる事だから、この際
教えてもらおうと思ったのは、停止からの左折発進。

「あの~~・・・。私、左折が苦手なんです。角に合わせてきちっと回れないので
大回りしたり、フラフラします。
公道で走っててもフラつくので怖いのです。」

「じゃ、やってみましょう。ボクの後ろに乗ってください。
はい、じゃ行きますよ。
バイクってもうお分かりかと思いますが、体重移動だけでハンドルは切れていきます。
持ってなくても、ほら、(手放し)少し傾けるとそちらに曲がって行きますよね?
そこを手に力を入れてハンドルを切ろうとするから、ギクシャクするのです。
左折も一緒。半クラでゆっくり出ましょう。腕から力を抜いて少し傾けてやると、ほら、
小さい半径で回って行くでしょう?
じゃ、この8の字のコース周りをまわってみてください。」

そう言われて、8の字コースの周辺で停車→発進、を繰り返していた。

だんだんスムーズにくるっと曲がれるようになった。

そうしていると、F教官が原簿をつけているのが目に入った。

え?もうおしまい??(汗)

思わず教官のところまで行って、
「一本橋もっと練習したいですーー!」と訴えた。

「いいよ~。行って行って。」

よっしゃーー。出来るだけ行くぞー。

何度も何度も繰り返した。
落ちないのは落ちないのだけど、自分でやってても危うい。
勢いよく上がるのはいいけど、その後はフラフラ・・・。
やっぱり6秒で終わってしまう。

そこでタイムアウトになってしまった。

F教官は
「eo-chan、いいですよ。あのね、eo-chanは自分が思ってるより、ずっと乗れてますから。
だーーいじょーーぶ。だーいじょーーぶ。
よく今まで頑張りましたね。A判定出てます。次、卒検頑張ってくださいね。」

ああ・・終わった・・。良かった・・・。ついに教習が終わってしまった。

なんだか不安が残るので、卒検の日、事前に一時間乗ることにした。

落ちても死ぬワケじゃない。
とにかく、落ち着いて、集中しよう。今日だって一本橋1回しか落ちなかった。
秒が足りなくても減点で済むのだから、脱輪だけしなければいいんだ。
スラロームだってノロくてもいい。パイロン接触しなければいいんだ。

卒検は来週水曜日。
少し間が開いてしまうけど、とにかく頑張ろう。
by eo-chan | 2008-01-10 22:50 | 普通自動二輪免許


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