カテゴリ:きっかけ( 7 )

バイクに乗ろう! 6

インターネットで申し込みをしておき、翌日電話をかけました。

受付の女性は
「まず一度こちらに来ていただけますか?簡単な適正検査を受けていただきたいのです。
バイクの引き起こしなどですので、お時間はかかりません。」
と言いました。

さっそく車でスクールに向かいました。

駐輪場にはたくさんのバイクが止まっています。

受付で待っているとA教官(激突事件の時の教官)がやってきました。

「こちらへどうぞ」と言われ、駐輪場へ。

「ええと、eo-chanは大型が希望なんですね?」

「はい!1400GTRに乗りたいんです!!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・(口あんぐり)」

(今「イタいヤツが来たぞ」って思いましたネ・・・)

「まあまあ、じゃあ、750の引き起こしをしてもらいましょか。」
そう言ってA教官はゼファー750を出してきて、ゆっくりと横たえました。

「はい、起こしてみましょう。ハンドル持って、シートに体をくっつけて、持ち上げるんじゃ
なくて押すんですよ、はい!!」

うおーーーーっ!!!(重たい!)

「正面じゃなくて少し後ろ側、斜めに押してみて」

ぬおおおおーーーーーーーーーっ!!!

ジワジワとバイクが持ち上がります。
「あっ、起きた!」
そのまま「おおっ」と右側に倒れそうになりました。

「出来たね~。やるじゃない。じゃ次はそれを押して歩いてみて。」

ハンドルを持ってノロノロと押して歩きます。
重たいもんだなぁ・・・。

「じゃ次。センタースタンドを立てましょう。ここ持って、こっち持って、体重かけて乗る!」

ぬおーーーっ!!!!

バイクはゆさっ・・・と動くけど、スタンドがかけられない。

うおーーーーーーーーーっ!!!「ゆさっ・・・」
きいーーーーーーーーーーーっ!!!「ゆさっ・・・・」

今思うと、A教官はわざと「持つべき場所」を教えず「右手は上に引くように持つ」も
教えなかったと思います。
当然、足の力だけではセンタースタンドは立たない。
いくら私が重たいからと言っても、手の動作がないとゆさっ・・と動くだけで元に
戻ってしまうのです。

引き起こしも取り回しも出来た「危険な」私は、このままだと大型を申し込んでしまう。
なんとか諦めさせようという作戦だったと思います。

それに気がついたのは、普通二輪のクラスで初めてセンタースタンドがけを教わった
時のことでした(笑)。
足でセンタースタンドのバーを踏むと同時に、バイクの後ろ側にかけた手を上に
引く動作を入れると簡単にセンタースタンドがかかったのです。
「やられた・・・」と内心思いました。(でもA教官には感謝)


「オッケーオッケー。
でもね、eo-chan、バイクの経験ないんでしょう?自転車も乗らないって?
だったら普通二輪のクラスから始めない?
最初から大型のクラスに入ったら31時間の教習。
普通二輪は17時間。
でもね、普通二輪が取れたら、大型のクラスでは差し引き12時間でいいんだよ。
2時間もお得。
それに、明石の免許更新センターにはクラスを2回に分けても1度行けばいいんだ。
(普通二輪取得の後、大型取得の場合には、地元警察で限定解除の印鑑を押してもらうだけ)
普通二輪から来たほうが、絶対うまくなる。保証する。
その上、かかる費用も実はお得なんだよ~~(笑)。
(2回に分けたほうが、2万円ほど安い)」

そうかー。
じゃそれでもいいか。

これまた単純な私は「じゃ、そうします!(ニッコリ)」と普通二輪のコースを申し込んだのでした。


免許が取れて自分のバイクが乗れるようになった現在、この教官のススメは非常に正しかったと
思います。
いきなり大型から行くと、激突事件どころじゃなかったと思うし、もっともっと大変な苦労を
したと思います。何より費用がどえらい事になっていたでしょう。

もし、案外スムーズに取れたとして、無理を承知でGTRを買っていたとしたら、
今ごろヘタすると命がないかもしれません。
(現在のZZR400でも充分考えられる)

DTで練習ができ、ZZR400をなんとか乗れるようになった今、激突事件の後のA教官の一言
「な?無謀って分かった?」
がよく分かります。

まあ、バカ満開の勢いがあったからこそ、スクールの申し込みまで行ったのですけど。
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by eo-chan | 2008-03-16 10:43 | きっかけ

バイクに乗ろう! 5

思い立ったら吉日じゃないですが、もう止まらない。

翌日、KIYOさんに電話で確認した後、ダンナとお店に行きました。

店頭に並ぶZZR1400と1400GTR。
銀色の車体がとても綺麗です。
c0140460_027255.jpg

kawasakiのサイトより


「これこれ!」とはしゃぐ私に、スタッフのO原さん(その当時からお世話になってます)が
「跨ってみてもいいですよ。じゃ、もう少し前に出しましょうね。」と言って、バイクを
歩道の広くなった場所に出してきてくれました。

巨大なタンク、巨大なカウル。かっこいいなあ。

O原さんに支えてもらって、跨ってみました。
両足だと、土踏まずから前しか着きません。
「片足ブレーキ踏んでもらって、左足着けてみてください」と言われて左足だけを着けると
なんとか足が着きます。

「足が着く=乗れる」と思っていたバカな私は、
「足が着いたよ!これにするわ!」とご機嫌で言ったのです。

おそらく、ダンナは実際見てみればその巨大さに私が諦めるだろうと踏んでいたのだと
思います。

バイクというものがどんなものかすら知らない私に、その理屈が通じるはずもない。

O原さんは
「絶対乗れない、ということはありませんよ。ただ、経験がない分、他の人より
約束事が多いだけです。どこかに止めるにしても何にしても、守るべきことは多いですよ。」
と言いました。

1400ccとはどんなものかすら分からない私。
確かに300キロになるこの車体が転倒したら一人じゃ起こせないだろう、程度は
分かるのですが、パワーに関しては実感すら持てません。

「免許取るぞ!」と意気込む私に、O原さんは
「免許取るなら自動車学校よりバイク専門のスクールがいいですよ。
ちょっと遠いけど、川崎重工の敷地に、カワサキライディングスクールという
バイク専門のスクールがあります。そこに行くのがおすすめです。
他のスクールより厳しいって評判ですけど、きちんと教えてくれます。
うちに来るお客さん達も、あそこを出てる人は技術が全然違いますよ。
バイクの経験がないし、自転車もあまり乗らないのなら、ちゃんと教わってる方がいいです。
それに、自動車学校は、バイクの整備が行き届いてないところが多いです。乗る車両に
よってコンディションが違うのはイヤでしょう?
その点あそこは隣が工場だし、バイクの整備は徹底してます。よい状態で乗れる方が
絶対良いですから。」

提携しているのもあるのだろうけど、私も「そりゃそうだ」と思ったので、
「はい、じゃそこに申し込みます!」と即答しました。

(実際、カワサキライディングスクールのバイクはどれも整備が行き届いていて、
車両のコンディションの違いは私はほとんど感じることなく過ごせました。
バイクのコンディションも、常に教官が点検していて、調子悪いバイクはありませんでした。
メットなどの備品もいつもピカピカで清潔。コースもゴミ一つ落ちてない徹底ぶりでした。)

O原さんは
「スクールに行ったら教官に1400GTRに乗りたいって言ってみてください。
みっちり教えてくれるでしょう。」
と言いました。

今思えば「かなりイタ~い人が行きますよ」という合図だったのでしょう(笑)。

そんな事すら考えないおバカな私は「はい!そうします!!」とご機嫌で帰ったのでした。

そしてその日のうちにカワサキライディングスクールに申し込みをしたのでした。
(どこまで単純なのだ)
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by eo-chan | 2008-03-15 23:07 | きっかけ

バイクに乗ろう! 4

2007年の6月、私の父親が突然亡くなりました。

それはもうあっけなく。

昨日まで元気に話していた人が、あんなにあっという間に死んでしまうんだ。


私ももしかしたら同じ死に方をするかもしれない。


そう思った瞬間、「これまでやりたくても出来なかったことをしよう!」と思い立ったのです。

今死んだら後悔する、と思うなら、やってみようと。

脳裏に浮かぶのはフランスで見たBMW達。

そうだ、あのバイクに乗ろう!

今思うと、バカだなあ、と思うのですが、とにかくその時には
「BMWに乗るためには→バイクの免許(大型)を取らなくてはならない」

その一心でした。

ダンナにネットで検索したBMWのサイトのR1200RTを指差し、
「これ乗りたい!これ買う!」と言ったのです。

言い出したらきかない、と私の性格をよく知ってるダンナは、免許を取ることには
反対はしなかったものの、「そんな大きなバイク、無理だよ。それにすごく高いよ。」と
至極まともな意見を言いました。

頭に血が上ってる私も、確かに価格を見るとバイクと思えない金額にしばし呆然。

それでも欲しい。乗りたい。

BMWという会社自体にこだわりはない。
なら同じようなタイプが国内のメーカーにもあるはずだ!と思ったのです。

いろいろ検索した中で、「kawasakiより発売される逆輸入車がBMWキラーと
呼ばれるもので、価格もBMWより100万も!安い」という情報をキャッチしました。

それが「1400GTR」というバイクでした。

形もまさにツアラータイプ。
大型のカウルにパニア。かっこいい~~!

「これにするわ!」と単純な私はまた頭に血を目一杯上らせてダンナに見せたのです。

125ccの免許を持っていて、ある程度バイクに乗っていたダンナは非常に冷静に
「それもすごく大きいよ。ボクでも無理だよ。」と言いました。

「なんでよ、足がついたら乗れるんじゃないの?」と、バイクのナンタラも分からない私は
食い下がったのです。

「じゃ、実際バイク屋さんに見に行こうよ、それで足も届かないし全然無理だと思ったら
諦めるよ」と言い、さっそくこの逆輸入車を置いている店を探しました。

それが現在のZZR400を購入した「Pro Shop KIYO」さんだったのです。
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by eo-chan | 2008-03-15 22:58 | きっかけ

バイクに乗ろう! 3

運命を変える出来事というのは、2006年、何の気無しに応募した、このブログを運営している
「exite」の「100万円の旅プレゼント」に見事当選したのでした。

くじ運は最低の私です。
まさか当たるとは思っていませんでした。

応募した当時、「もし、当たったらフランスのOさんに会いに行く」と宣言していたのです。

これはもう行くっきゃない。

そして、こちらもブログのお友達、demi_zoさんを誘ってフランスに行く事となったのです。

フランスではOさんファミリーに何から何までお世話になり、本当に夢のような楽しい旅が
出来ました。

そんな旅の途中に立ち寄った街で、これも私の運命を変えることになった出会いが
あったのです。

独特の美しい色をした土が見所の「ルシヨン」という街で、バイクツアーの一行に逢いました。
たくさんのBMW。ツアラータイプと呼ばれる、大型のカウルがついた巨大なバイク達。

R1200RTというとても綺麗な形のバイクが、たくさんとまってます。
「いいなあ。綺麗だなあ。やっぱりBMWはいいなあ。」と見ていると、そのツアーの一行が
戻ってきました。

私よりはるかに年上だろうと思われる人達。
夫婦もいます。
私よりずっと小柄な人も多い。
みんな楽しそうに次の目的地へと移動する準備をしていました。

バイクは若者だけの乗り物じゃないんだなあと、改めて感じました。
カリカリに走るのでなく、ゆっくり旅を楽しむ。
そんな乗り方もあるんだと思いました。

その時は「いいなあ」と思うだけで、自分も乗ろう!とは思わなかったのです。

そして楽しい旅を終えて帰国しました。
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by eo-chan | 2008-03-15 22:44 | きっかけ

バイクに乗ろう! 2

そんなこんなで、結婚した後もいつの間にか「バイクに乗りたい」という気持ちは
消えていきました。

車を所有し、どこに行くにも不便を感じなくなったからでしょうか。
それとも、バイクに乗るにはもう遅いと思ったからでしょうか。


もう自分とは関係がなくなったもの。
生活には必要でないもの。


私の視界からは完全にバイクは消え去りました。
街を車で走っても、目にとまることもありません。


ところが2006年、いろいろな意味で私の運命を変える出来事が起こったのです。
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by eo-chan | 2008-03-15 22:37 | きっかけ

バイクに乗ろう! 1

今ごろ「きっかけ編」です。(汗)


あれは私がまだ青春真っ只中(?)の学生だった頃。(たぶん高校生)

「ペリカンロード」というマンガを読んでました。
主人公のヘナチョコ君が50ccから250ccのバイクへと乗り継ぐ中で、青春だあ!という
ストーリーです(意味不明)。
RZ250やRGガンマなど(今では懐かしい)バイクが登場する中、主人公があこがれる
お姉さま的な存在の女性が乗っていたのが、BMW R80でした。
彼女の職業はプレスライダー。当時はバイク乗り花形の職業だったような気がします。

彼女の彼氏が乗っていたのが、ハーレーだったような。
「外車=大人」っていう図式でしょうか。
とは言いつつも、当時の設定では彼女は25歳くらいだったと思います。若いって(笑)。

作者の五十嵐浩一が描くバイクはとても美しくて、かっこ良かったのです。

そんな私も一度だけ、親に「バイクの免許取りたい」と言ったことがあります。
見事に却下されました(笑)。

父親には
「バイクなんて危ない!事故したらどうするんだ!せめて結婚してからにしてくれ。」
と言われました。

「バイク=不良」と思っていた母親はもっと反対でした。

「やっぱりね」と思った私は、しぶしぶ諦めたのでした。(なんて素直だったんでしょう)
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by eo-chan | 2008-03-15 22:29 | きっかけ

初めまして

皆様、始めまして。

40過ぎてバイクの免許を取ろうと思った、eo-chanです。

カテゴリ「きっかけ」では、免許取得を決意するに至った、経緯をお話したいと思います。
「え~~バカだなあ・・」と呆れつつ、笑いつつ、皆様、生暖かい目で見てやってください。
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by eo-chan | 2007-10-20 12:11 | きっかけ