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21時間目 急制動

スクールにつくと、バイクをガレージに入れていた女性教官のGさんがすばやく私を見つけてくれた。

「久しぶりですねー!忙しかったんですか?」

「いえ・・・実は(かくかくしかじかで)やっと最近公道走ってるんですヨ。」

「軽い原チャもいいですけど、400も乗らないとね。卒検までに自信がなかったら、
自由教習もありますから。」

ぬぬ・・・分かってはいるのだよ・・・お嬢さん・・。

久々に触るZRX。こんなに大きかったっけ。

コースまで押して歩く。あ~やっぱり重いな(←でもZZR400の方がずっと重いのですヨ)。

一緒に教習を受けるのは若い男性。
他に大型MTの教習を受ける男性2名。

こちらに歩いてくる教官は、私が一番リラックスできるE教官と、大っっ嫌いなD!(呼び捨て)

「神様~~Eさんにしてください~~もうDはイヤです~~」と心の中で叫んでいた。

400のバイクに跨ったのはE教官。ラッキー!




いつものように教官について外周をグルグル。
DTに慣れていたので、久々のZRXの感覚が戻らない。
アクセルを開けすぎ。ブレーキかけすぎ。

それでも変わったと感じたのは、スピード感だ。
以前よりスピードを出しても抵抗がないし、半クラでの出だしもスムーズに出ることが
出来るようになっていた。

ああ、エンストしないってステキ!!(うっとり)

「じゃ、eo-chan、ボクの後ろに乗ってください。」と言われ、教官の後ろに乗る。

「eo-chan久々ですね~~。乗ってるんですか?」

「はい~。でもまだまだです。」

「eo-chan、アクセル戻すのが少ないです。その上でブレーキかけてるから、ガックンと
なるんです。パニックブレーキにつながりますから、しっかり戻して。そこからブレーキですよ。」

そして「クラッチ、指2本がけになってましたよ。」とするどい指摘を受けた。

「ほんとはね~、それでもいいんですけどね。教習所ですからね(笑)。4本、心がけて
ください。」

はい・・すみません・・・。(やっぱり出てしまったか)

もう一人の男性を教えた後、再びE教官は私を乗せ、「今日は急制動やります。」と言うと、
コースを走り出した。

「カーブではだいたい20キロくらいです。ここから一気に加速しますよ~。
2速で40キロまで加速してください。(ブイーン)はい、ここでアクセル戻す~、
パイロン過ぎたらブレーキ(ギュー)。」

「赤いパイロンより手前ならどこで止まってもオッケーです。はい、やってみましょう。」

教官と交代し、走り出す。

1回目、パイロン手前で止まったものの、クラッチを放してしまったのでガクッとエンストし、
ドシャーンとバイクだけ右に転倒。

倒れそうになったら大股開きで逃げるのも上手になったなあ・・(違)


ふぬ~~っ!とバイクを起こす。
あれ、思ったより簡単に起きる。

斜めまで起こした状態で「右に倒れたときは、サイドスタンドを立ててから起こしましょう」というのを思い出し、よっこらせ、と左手を伸ばしてスタンドを立てた(かなり順番が間違っている)。

バリキがあって良かったなあ・・・(違)


「はい、頑張りましょう~~。次次~。」とE教官。

2回目、3速に入れたあと、「あれ、次は」と考えてしまう。
パイロンの前でガックン、と止まる。

「eo-chan、スピード出しすぎです。」

うっ・・・。

「eo-chan、じゃ、少しやり方変えましょう。eo-chanはカーブ出てから割合早く40キロ
出てます。それはすごくいいです。だから3速にすばやく入れて、イエローラインが終わるまで
にもうアクセル戻していいです。そしたら時間に余裕が出るでしょ?
パイロン過ぎたらゆっくりブレーキかけたらいいんです。はい、やってみましょう~。」

そう教わってやってみると、スムーズに止まれるようになった。

急制動、ネットで(課題克服法など)見ても苦手だと書いてる人が多いのだけど、これは
自分は得意かも(←いい気になると後で痛い目にあうパターンだけど)。

一度もロックさせてないし、パイロン通過もない。
強いて言えば、停止がガックンとなる時が多い。(これは普段の停車もだ)

今日はこれでおしまい。結局一本橋は全くしないまま終わった。

「次、見極めですね。頑張って!」

一度くらい練習したかったよう・・(苦手な低速走行を)。

でもこの感覚を忘れないために、2日後に予約を入れた。

ダメならダメで、また補習受けるし、受かったら卒検の申し込みをするんだ。
その前に一時間、自由教習を受けようと思っている。

久々に乗ったけど、楽しかった。気持ちよかった。
オッケーだ。
by eo-chan | 2008-01-08 22:41 | 普通自動二輪免許


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